iFOREXの悪い評判や注意点について解説

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ギリシャのFX業者であるiFOREXは、20年以上の運営実績を持つことから、信頼できると評判です。「ロスカット率が低い」、「利息がもらえてお得」という良い評判もあります。

一方、「スキャルピングができない」、「レバレッジの融通がきかない」などの評判もあり、iFOREXを利用するかどうか迷ってしまいますよね。この記事では、iFOREXの評判や注意点などを紹介しているので、参考にしてください。

iFOREXのボーナスは常時開催

iFOREXのボーナスは常時開催されており、以下の3つが行われています。

  • 100%+25%入金ボーナス
  • ペンディングボーナス
  • 年利ボーナス

初回入金ボーナスである100%+25%入金ボーナスを利用することで、少ない資金でも大きな利益を狙うことが可能です。年利ボーナスで利息が受け取れるので、長期運用にも向いています。

100%+25%入金ボーナス

100%+25%入金ボーナスは、初回の入金額に対してボーナスとして還元が受けられるものです。10万円までの入金額に対しては100%、10万円を超えた分に対して25%のボーナスが付与されます。ボーナスとして付与される上限金額は、20万円とされており、50万円の入金でボーナスの最大金額がもらえます。

もらえる条件

iFOREXではじめて口座開設を行う人のうち、開設から7日以内に入金した人がボーナスの対象です。対象となる入金は、初回入金のみであり、2回目以降の入金には適用されません。

受け取り手順

公式HPの口座開設をクリックし、氏名、メールアドレスおよび電話番号を入力の上、「口座開設」ボタンをクリック。表示されるセキュリティコードを入力、規約の確認を行い、チェックを入れます。「続行」をクリックすると、登録したメールアドレスとパスワードが表示され、登録したメールアドレスに通知メールが届きます。

そのまま「ログイン」からマイページにアクセスし、本人確認書類をアップロードしていきます。マイページの右上に表示されているアカウント名をクリックし、「書類のアップロード」を選びます。

顔写真付きの免許証やパスポートなどの身分証明書および発行から6カ月以内の住民票や公共料金請求書などの現住所証明書の画像を「ブラウザ」ボタンより選択し、アップロードします。アップロードすると、認証が行われ、承認されるとメールにて通知が届きます。

続いて、取引口座へ入金を行います。マイページ上部の「資金」から「資金の入金」をクリックし、入金方法を選択します。カード情報などの必要事項を入力の上、「入金して続行」をクリックすると、手続き完了です。入金が確認されると、ボーナスがトレーディングチケットとして付与されます。

入金ボーナスの注意事項

入金ボーナスには、次に示す注意事項があります。

  • ボーナス自体の出金はできない
  • 出金額によりボーナスが消滅する
  • 7週間に渡り取引活動を行わないとボーナスが消滅する

入金ボーナスで付与されたボーナスは、トレーディングチケットとして付与され、出金はできません。トレードにおいて証拠金として利用が可能で、証拠金維持率の計算に入ります。トレードで得られた利益については、出金が可能です。

トレーディングチケットは、出金後の口座残高の1/4の金額となるように調整され、余分なトレーディングチケットは消滅します。また、入金、新規注文、決済またはポジション保有を一切行わない期間が7週間を超えると、トレーディングチケットは消滅します。

ポジション保有を続けている場合は、日数にカウントされません。

ペンディングボーナス

ペンディングボーナスは、2回目以降の入金額に対して付与率をかけた金額が、キャッシュバックされるものです。付与率は1週間の取引量により決定され、毎週計算が行われます。

付与率の計算は、往復取引5万通貨ごとに1ドルとして行われ、最大付与率は入金額の100%です。ペンディングボーナスは受け取りの条件が厳しいことから、実用的ではないといえます。

もらえる条件

ペンディングボーナスがもらえる条件は公表されていません。対象者はiFOREXにより選ばれ、マイページにポップアップ表示にて通知されます。対象者に選ばれた場合は入金の上、3カ月以内に取引を行うことで、キャッシュバックの権利が得られます。

受け取り手順

キャッシュバックの権利が得られると、取引量に応じた金額が、取引口座へ残高として付与されます。付与は自動で行われるので、特に手続きや申請は必要ありません。

年利ボーナス

年利ボーナスは、有効保有額に応じて利息がもらえるものです。有効保有額は、残高に未確定の損益を加えたものを指します。利息の年利は3%と大きいです。年利ボーナスにより、iFOREXは長期的な運用に向いている業者といえます。利息は残高として付与され、現金と同様に出金が可能です。

もらえる条件

年利ボーナスを受け取れる条件は、次の3点です。

  • iFOREXで新規に口座を開設した人
  • 有効保有額が常時10万円以上あること
  • 最終取引から30日以内であること

有効保有額が10万円を下回ると、対象外となります。入金、新規注文、決済またはポジションの保有が行われずに30日以上が経過すると、対象から外されます。ポジションを保有し続けている場合は対象です。

受け取り手順

受け取りには手続きや申請は不要です。利息の付与は自動で行われ、毎月5日に残高へ組み込まれます。

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iFOREXは安全性の高い老舗FX業者

iFOREXの安全性は、総合的に見て海外FX業者の中でも高いといえます。運営実績に問題はなく、ライセンスの取得も行っています。懸念事項としては、取得しているライセンスが比較的取得しやすいものであること、資金管理が信託保全ではないことです。安全性に関する項目を見ていきましょう。

運営実績

1996年に設立されたギリシャのiFOREXは、Formula Investment House Ltd.が運営しており、20年以上の運営歴をもつ大手海外FX業者です。他の業者と比較して長い歴史があるものの、特に大きなトラブルは見当たりませんでした。

ギリシャの財政危機を経験しており、当時も運営を行っていたことから、資金力は十分に確保していることが伺えます。2020年には、オランダのサッカークラブで有名なPSVとスポンサー契約を結んでおり、一定の信用があることを示しています。

ライセンス取得状況

iFOREXは、イギリスのバージン諸島においてBVI FSCの金融ライセンスを取得しています。金融ライセンスを取得していることから、審査を通過しており、一定の信用力があるものの、このライセンスの英領バージン諸島金融サービス委員会は、比較的審査がゆるいといわれる機関です。

イギリスには、世界的に見ても厳しい水準で審査が行われるFCAという機関があり、そちらのライセンスよりは運営体制の信頼性を示すには弱いといえます。

資金管理

iFOREXでは、ユーザーの資金を事業口座とは別口座にて管理する分別管理を行っています。分別管理を行うことで、万が一の倒産などから、ユーザーの資金を保護しようとするものです。

しかしながら、別口座による分別管理は、あくまでも業者に委ねられる方法であり、信託会社へ管理を一任する方式である信託保全よりも、信頼性は劣ります。

日本の金融庁から警告を受けている

iFOREXは日本の金融庁から警告を受けています。金融庁の認可を受けていない未登録業者が、日本居住者に対して宣伝や勧誘などのプロモーション活動を行うことは、法律で禁止されており、これに抵触したことによります。

ただし、警告による罰則は設けられておらず、サービスの提供自体は違法ではありません。また、日本居住者がサービスを受けることも違法ではなく、利用についてはあくまでも自己責任とされています。今後、金融庁による規制が厳しくなることも考えられることから、動向には注意が必要です。

iFOREXのレバレッジは通貨ペアで固定

iFOREXの最大レバレッジは400倍とされており、業界の標準レベルです。iFOREXではレバレッジ制限が設けられておらず、資金が大きくなっても400倍のレバレッジをかけられます。証拠金維持率は0%なので、残高がマイナスにならない限りロスカットが執行されません。

資金がマイナスになったとしても、ゼロカットシステムによりリセットされることから、借金のリスクを負わずにポジションを極限まで保有できます。ギリギリまでポジションを保有したい人にはおすすめです。

一方で、損切りが遅れやすくなるので、より一層の自己管理が求められます。また、レバレッジは通貨ペアごとに決められており、変更ができないことはデメリットです。

狭いスプレッドなのにスキャルピング禁止

iFOREXのスプレッド幅は狭いものの、スキャルピングおよび自動売買が禁止されています。スキャルピングや自動売買は、規約で禁止と明記されており、違反すると口座が凍結されるおそれがあります。スキャルピング目的の人はがっかりでしょう。

ただ、業界トップクラスのスプレッドの狭さを誇っているので、取引コストは抑えられます。

まとめ

iFOREXは20年以上運営している老舗であり、目立ったトラブルが起こっておらず、金融ライセンスを取得していることから、一定の信頼性があります。常時開催のボーナスが用意されており、特に3%の利息がもらえるキャンペーンによって、長期運用がしやすいです。ロスカット率が0%と低いことから、利益獲得のチャンスが増えることも期待できます。一方、レバレッジは固定であることから、取引したい通貨ペアが低レバレッジであったり、資金管理がむずかしかったりします。また、狭いスプレッドであるものの、スキャルピングが禁止されていることもデメリットです。iFOREXは、長期保有やスイングトレードに向いている業者といえるでしょう。